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第2章 地域共生社会の実現に向けた制度や施策
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ノーマライゼーション

ノーマライゼーション ——「みんな普通に暮らせる社会にしよう」

バンク=ミケルセン・ニィリエの8原理・ヴォルフェンスベルガー

3人の人が「障害があっても普通に暮らせるべき!」と訴えた話

🌸 アテナの導き

皆さん、ここからは「地域共生社会」シリーズの始まりです!✨ 最初のテーマはノーマライゼーション。障害のある人もない人も、同じように普通の生活を送れる社会を目指す考え方です。3人の提唱者とその理念をしっかり整理していきましょう!😊💪

ここからは「地域共生社会」っていうシリーズが始まるよ!✨ 最初のテーマはノーマライゼーション。むずかしそうな名前だけど、ひとことで言うと「障害のある人もない人も、同じように普通の生活ができる社会にしようね」っていう考え方。この考えを広めた3人のキーパーソンを一緒に見ていこう!😊💪

📜
ノーマライゼーションの歴史
デンマークから世界へ広がった理念
ノーマライゼーションって、どうやって広まったの?
デンマークで生まれて、世界中に広がったよ

ノーマライゼーションとは、障害のある人を特別視するのではなく、一般社会の中で普通の生活が送れるようにするという考え方です。「障害者を正常にする」のではなく、社会の側を変えていくという発想が重要です。

ノーマライゼーションって何かというと、障害のある人を「特別な人」としてわけるんじゃなくて、みんなと同じように普通の生活ができるようにしようっていう考え方。ここでめちゃくちゃ大事なのが、「障害のある人を変えよう」じゃなくて、社会のほうを変えようっていう発想なんだよね。

1950年代 🇩🇰 デンマーク

バンク=ミケルセンが知的障害者の親の会の運動に関わり、大規模施設での非人間的な処遇に問題意識を持つ。ノーマライゼーションの理念を提唱。

1959年 🇩🇰 デンマーク

世界初のノーマライゼーション法(1959年法)が制定される。バンク=ミケルセンの理念が法律として結実。

1967年 🇸🇪 スウェーデン

ニィリエがノーマライゼーションの理念を8つの原理として体系化。抽象的だった理念を具体的な生活条件として整理した。

1960年代後半 🇺🇸 アメリカ

ヴォルフェンスベルガーがノーマライゼーションの理念を北米に紹介・発展させ、ソーシャル・ロール・バロリゼーション(SRV)の概念を提唱。

1981年 🇯🇵 日本

国際障害者年を契機に、日本でもノーマライゼーションの理念が広まり始める。「完全参加と平等」がテーマ。

1950年代 🇩🇰 デンマーク

バンク=ミケルセンっていう人が、知的障害のある人たちの親の会に関わったんだけど、そこで大きな施設に閉じ込められて、ひどい扱いを受けている人たちを見て「これはおかしい!」って声を上げた。これがノーマライゼーションの始まり。

1959年 🇩🇰 デンマーク

世界で初めてノーマライゼーション法(1959年法)っていう法律ができた。バンク=ミケルセンの「みんな普通に暮らせるようにしよう」っていう考えが、ちゃんと法律になったんだね。

1967年 🇸🇪 スウェーデン

スウェーデンのニィリエが「普通の生活って具体的に何?」をハッキリさせるために、8つの原理にまとめた。ぼんやりした理想を「こういう生活ができるべきだよね」って具体的にしてくれた人。

1960年代後半 🇺🇸 アメリカ

アメリカのヴォルフェンスベルガーがこの考えをアメリカに持ち込んで広めた。さらに進化させてソーシャル・ロール・バロリゼーション(SRV)っていう「障害のある人にも社会の中で役割を!」という考えを作った。

1981年 🇯🇵 日本

国際障害者年(こくさいしょうがいしゃねん)がきっかけで、日本でもノーマライゼーションの考え方が広まり始めた。テーマは「完全参加と平等」。みんなが同じように社会に参加できるようにしようね、ということ。

👤
3人の提唱者
それぞれの貢献を整理しよう
この考えを広めた3人のキーパーソン
国と「何をした人か」をセットで覚えよう
🇩🇰
バンク=ミケルセン
デンマーク | Bank-Mikkelsen
ノーマライゼーションの父

知的障害者の親の会の運動に行政官として関わり、大規模収容施設の非人間的処遇を目の当たりにして、ノーマライゼーションの理念を提唱しました。

「障害のある人たちに、障害のない人と同じ生活条件を作り出すこと」を理念の核としました。

🇩🇰
バンク=ミケルセン
デンマーク | Bank-Mikkelsen
ノーマライゼーションの父 = 言い出しっぺ

デンマークの行政官(お役人)で、知的障害のある人たちの親の会に関わっていた人。大きな施設に閉じ込められて、人間らしくない扱いをされている現実を見て「こんなのおかしい!」と声を上げた。

目指したのは「障害のある人にも、ない人と同じ生活条件(せいかつじょうけん)を作ること」。つまり、特別な場所に隔離するんじゃなくて、みんなと同じ暮らしができるようにしようということ。

🇸🇪
ニィリエ
スウェーデン | Nirje
8つの原理で体系化

バンク=ミケルセンの理念をさらに発展させ、ノーマライゼーションを8つの原理として具体化しました。抽象的な理念を、日常生活のレベルで実現すべき具体的条件として整理した功績は大きいです。

🇸🇪
ニィリエ
スウェーデン | Nirje
「普通の生活」を8つに整理した人

バンク=ミケルセンの考えをもっと具体的にした人。「普通の生活って、じゃあ具体的に何?」っていうのを8つの原理にまとめた。ぼんやりした理想を「こういう条件が揃ってこそ普通の暮らしだよね」ってハッキリさせてくれた、すごく大事な人。

📌

ニィリエの8つの原理は超頻出!それぞれの原理が「普通の生活」のどの側面に対応しているか、セットで覚えましょう。

📌

ここ、テストにめちゃくちゃ出る!8つそれぞれが「普通の暮らしのどんな部分?」に対応してるから、生活のイメージと一緒に覚えるのがコツだよ。

原理 ①
🌅
1日のリズム
朝起きて、着替え、食事、活動、就寝という普通の1日のリズム
原理 ②
📅
1週間のリズム
平日は仕事や学校、週末は休日という普通の1週間のリズム
原理 ③
🌸
1年のリズム
季節の変化、祝日、休暇など普通の1年間のリズム
原理 ④
👶➡️👴
ライフサイクル
乳幼児期から老年期まで、普通のライフサイクルでの経験
原理 ⑤
🗣️
自己決定の尊重
本人の希望や意思が尊重される普通の暮らし
原理 ⑥
💑
異性との関係
男女が共に暮らす普通の環境での生活
原理 ⑦
💰
経済的条件
普通の経済水準が保障されること
原理 ⑧
🏠
環境条件
普通の地域の普通の住居での生活環境
原理 ①
🌅
1日のリズム
朝起きて、着替えて、ごはん食べて、活動して、寝る。みんなと同じ1日を送れること
原理 ②
📅
1週間のリズム
月〜金は仕事や学校、土日はお休み。メリハリのある1週間を送れること
原理 ③
🌸
1年のリズム
お花見、夏休み、クリスマス、お正月。季節のイベントを楽しめること
原理 ④
👶➡️👴
ライフサイクル
子ども→学生→大人→お年寄り。年齢に合った経験ができること
原理 ⑤
🗣️
自己決定の尊重
「何を食べる?」「どこに行く?」自分のことは自分で決められること
原理 ⑥
💑
異性との関係
男女が一緒にいられる普通の環境で暮らせること
原理 ⑦
💰
経済的条件
生活に困らないくらいのお金が保障されること
原理 ⑧
🏠
環境条件
施設じゃなくて、普通の町の普通の家で暮らせること
🇺🇸
ヴォルフェンスベルガー
アメリカ | Wolfensberger
ソーシャル・ロール・バロリゼーション(SRV)

ノーマライゼーションの理念を北米に紹介し、さらに発展させました。後にソーシャル・ロール・バロリゼーション(SRV:社会的役割の実現)の概念を提唱。障害のある人が価値ある社会的役割を獲得・維持することの重要性を強調しました。

🇺🇸
ヴォルフェンスベルガー
アメリカ | Wolfensberger
「社会の中で役割を持とう!」と訴えた人

ノーマライゼーションの考えをアメリカに広めた人。さらに一歩進めて、ソーシャル・ロール・バロリゼーション(SRV)っていう考えを作った。これは「ただ普通に暮らすだけじゃなくて、障害のある人にも社会の中で価値ある役割(仕事とか、学生とか)を持ってもらおう」という考え方。

📖 用語解説:ソーシャル・ロール・バロリゼーション(SRV)

Social Role Valorization=「社会的役割の価値付け」。障害のある人が社会の中で価値ある役割(労働者、学生、住民など)を担うことで、社会的地位を向上させるという考え方。ノーマライゼーションの発展形として位置づけられています。

📖 かんたん用語解説:ソーシャル・ロール・バロリゼーション(SRV)

Social Role Valorization(ソーシャル・ロール・バロリゼーション)=直訳すると「社会的役割に価値をつけること」。つまり、障害のある人が社会の中でちゃんとした役割(働く人、学ぶ人、地域の住民など)を持つことで、「あの人は○○をしている人だ」って認めてもらえるようになるっていう考え方。ノーマライゼーションの「進化版」として位置づけられているよ。

🌸 アテナの言葉

ノーマライゼーションの3人の提唱者、覚えられましたか?🎉 ポイントは国と貢献内容をセットで覚えること。バンク=ミケルセン=デンマーク=「父」、ニィリエ=スウェーデン=「8原理」、ヴォルフェンスベルガー=アメリカ=「SRV」。この組み合わせは試験でよく問われますよ!✨💖

3人の名前と国、覚えられたかな?🎉 コツは「人 = 国 = 何した人」をセットで覚えること!

・バンク=ミケルセン = デンマーク 🇩🇰 = 「ノーマライゼーションの父」(言い出しっぺ)
・ニィリエ = スウェーデン 🇸🇪 = 「8つの原理」(具体化した人)
・ヴォルフェンスベルガー = アメリカ 🇺🇸 = 「SRV」(進化させた人)

この3つの組み合わせ、試験でほんとによく出るよ!✨💖

📝 試験対策ポイント
📝 テストに出るところ、本音でまとめ
ここまで読んで「全部わかった!」という人は、
下のボタンは押さなくて大丈夫です。

...でも正直、ちょっとモヤッとしてません?
大丈夫。それ、普通です。みんな同じですから。
※ 試験に出る用語はそのまま。意味がスッと入ってくるだけです。
どうですか?さっきよりスッと入ってきたでしょう?

でも試験では「正式な言い方」で出題されます。
意味がわかった今なら、あの難しい文章もちゃんと読めるはず。
——試してみませんか?
※ 本音モード ↔ 元の説明、何度でも切り替えて読めます。
📝
理解度チェック
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