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社会の理解II ─ 第2章 地域共生社会の実現に向けた制度や施策
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ソーシャル・インクルージョンと共生社会

ソーシャル・インクルージョン ——「誰もハブらない社会にしよう」

SI の理念・ノーマライゼーションとの違い・法的根拠

「みんなを包み込む」考え方と、前回のノーマライゼーションとの違い

🌸 アテナの導き

皆さん、第2章「地域共生社会」のスタートです!✨ まずはソーシャル・インクルージョン(SI)の理念をしっかり理解しましょう。SIは障害者だけの話ではなく、すべての人を対象にした考え方です。ノーマライゼーションとの違いも試験頻出ですよ!😊💪

第2章「地域共生社会」スタート!✨ 今回のテーマはソーシャル・インクルージョン(SI)。むずかしそうな名前だけど、ひとことで言うと「誰のことも仲間はずれにしない社会を作ろう」っていう考え方。前回やったノーマライゼーションは主に障害者が対象だったけど、SIは全員が対象!この違い、テストに出るよ!😊💪

🌐
ソーシャル・インクルージョン(SI)とは
Social Inclusion ── 社会的包摂
ソーシャル・インクルージョン(SI)って何?
Social Inclusion ── 「社会的包摂(ほうせつ)」=みんなを包み込むこと

ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂)とは、すべての人々を孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、社会の構成員として包み支え合うという理念です。障害者だけでなく、高齢者、外国人、生活困窮者などあらゆる人が対象です。

ソーシャル・インクルージョン(社会的包摂=しゃかいてきほうせつ)っていうのは、すべての人を「ひとりぼっち」や「仲間はずれ」にしないで、社会のメンバーとしてみんなで支え合おうっていう考え方。障害のある人だけじゃなく、お年寄り、外国から来た人、お金に困っている人——とにかく全員が対象なのがポイント!

SIの反対概念はソーシャル・エクスクルージョン(社会的排除)です。貧困、差別、孤立などにより社会の周縁に追いやられた状態を指します。SIはこのような排除をなくし、誰もが社会に参加できる状態を目指します。

SIの反対がソーシャル・エクスクルージョン(社会的排除=しゃかいてきはいじょ)。貧困や差別、孤立のせいで社会の端っこに追いやられてしまう状態のこと。インクルージョン(包み込む)⇔ エクスクルージョン(排除する)、セットで覚えよう。SIは排除をなくして、誰もが社会に参加できる状態を目指しているんだよ。

💡 試験での引っかけポイント!「SIは障害者を対象にした考え方である」→ ×! SIは障害者だけでなくすべての人が対象です。教室で例えると、クラスの全員が居場所を持てるようにする考え方です。一部の生徒だけでなく、転校生も、おとなしい子も、みんなが輪に入れるようにする——それがSIです。

💡 テストで引っかけが来る!「SIは障害者を対象にした考え方である」→ ×(バツ)! SIは障害者だけの話じゃなくて全員が対象。学校のクラスで例えると、特定の子だけじゃなくて、転校生も、おとなしい子も、外国から来た子も、クラスのみんなが居場所を持てるようにする——それがSI。「全員が対象」ここ忘れないで!

⚖️
SI vs ノーマライゼーション
似ているけれど違う2つの理念
SI と ノーマライゼーション、何が違うの?
似てるけど「対象の広さ」が全然違う!
比較項目
ソーシャル・インクルージョン
ノーマライゼーション
対象
すべての人
(障害者・高齢者・外国人・困窮者など)
主に障害者
(障害のある人もない人も)
考え方
社会的排除をなくし
包み込む
障害者も普通の生活が
できる社会に
キーワード
包摂・参加・共生
普通の生活・当たり前
くらべてみよう
SI(今回)
ノーマライゼーション(前回)
誰のため?
全員!
障害者もお年寄りも外国人も困っている人も
主に障害者
障害のある人もない人も
ざっくり言うと
仲間はずれをなくして
みんなを包み込もう
障害があっても
普通に暮らせる社会にしよう
覚えるワード
包摂・参加・共生
普通の生活・当たり前
⚠️

試験頻出の比較ポイント!ノーマライゼーションは主に障害者を対象とした理念ですが、SIはすべての人を対象としています。この「対象の広さ」の違いが出題されやすいです。

⚠️

ここ、テストでめっちゃ出る!ノーマライゼーション=主に障害者が対象。SI=全員が対象。この「対象の広さの違い」が引っかけ問題で狙われるよ。「SIは障害者を対象とした~」って書いてあったらバツ!

📜
共生社会の法的根拠
法律に定められた共生社会の理念
共生社会って、法律にも書いてあるの?
ちゃんと法律で決まってるよ

社会福祉法 第4条(地域福祉の推進)

地域福祉の推進は、地域住民等が相互に人格と個性を尊重し合いながら、参加し、共生する地域社会の実現を目指して行われなければならない。

→ 「参加」と「共生」がキーワード。地域福祉の推進の基本理念を定めた条文です。

社会福祉法 第4条(地域福祉の推進)

ざっくり言うと→ 地域に住んでいるみんながお互いの人柄や個性を大事にしながら、みんなで参加して、一緒に暮らす地域を作っていこうね、という法律。

→ 覚えるキーワード:「参加」と「共生」。対象は「地域住民等」=地域のみんな。

障害者基本法 第3条(地域社会における共生等)

すべての障害者が、可能な限り、どこで誰と生活するかについての選択の機会が確保され、地域社会において他の人々と共生することを妨げられないこと。

→ 障害者の「選択の機会」と「共生」を保障する条文です。

障害者基本法 第3条(地域社会における共生等)

ざっくり言うと→ 障害のある人みんなが、できるだけ「どこに住むか」「誰と暮らすか」を自分で選べるようにすること。そして地域の中でみんなと一緒に暮らすのをジャマしちゃダメだよ、という法律。

→ 覚えるキーワード:「選択の機会の確保」と「共生」。対象は「すべての障害者」。

💡 社会福祉法第4条は「地域住民等」、障害者基本法第3条は「すべての障害者」と、対象が異なる点に注意しましょう。どちらも「共生」がキーワードですが、社会福祉法は地域全体、障害者基本法は障害者の権利保障に焦点があります。

💡 2つの法律の違いに注意! 社会福祉法第4条は「地域住民等」=地域のみんなが対象。障害者基本法第3条は「すべての障害者」=障害者が対象。どっちも「共生」は共通だけど、社会福祉法は地域全体の話、障害者基本法は障害者の権利を守る話。テストで「第4条は障害者を対象に~」って出たらバツだよ!

🤝
「わがこと」「丸ごと」地域共生社会
厚生労働省が掲げる地域共生社会の実現
「わがこと」「丸ごと」って何?
厚生労働省が言っている大事なキーワード

「わがこと」

地域の課題を「他人事」ではなく「我が事」として捉え、主体的に取り組む姿勢

「丸ごと」

制度の縦割りを超え、分野を問わず「丸ごと」受け止める包括的な支援体制

「わがこと」

地域の困りごとを「うちには関係ないし」じゃなくて「自分のことだ」って思って、自分から動こうっていう姿勢のこと

「丸ごと」

「それは福祉の担当です」「それは医療の担当です」ってバラバラにしないで、困りごとを丸ごとまとめて受け止める仕組みのこと

💡 マンション(地域)に例えると、「わがこと」は住民みんなが管理組合の問題を自分事として考えること。「丸ごと」は水漏れも騒音も防犯もバラバラに対応するのではなく、まとめて管理人さんが窓口になること。縦割りをなくし、住民同士も助け合う——それが地域共生社会です。

💡 マンションで考えてみて。「わがこと」は「隣の部屋のトラブルだけど、マンションのことだから自分にも関係あるよね」って考えること。「丸ごと」は「水漏れは○○さん、騒音は△△さんに聞いて」ってたらい回しにしないで、管理人さんがまとめて対応してくれること。たらい回しをなくして、住民同士も助け合う——これが地域共生社会!

🌸 アテナの言葉

SIの理念は「誰も排除しない社会」を目指すものです。ノーマライゼーションとの違い、法律の条文、「わがこと・丸ごと」のキーワード——これらは試験で繰り返し出題されるテーマです。「すべての人」が対象という点をしっかり押さえて、次のページに進みましょう!✨😊

SIは「誰のことも仲間はずれにしない社会」を目指す考え方。今回のポイントをまとめると:

・SI=全員が対象(ノーマライゼーションは主に障害者)
・反対語=ソーシャル・エクスクルージョン(社会的排除)
・法律は社会福祉法第4条と障害者基本法第3条
・「わがこと」「丸ごと」のキーワード

「すべての人が対象」、ここさえ覚えてれば大丈夫!次に進もう!✨😊

📝 試験対策ポイント
📝 テストに出るところ、本音でまとめ
ここまで読んで「全部わかった!」という人は、
下のボタンは押さなくて大丈夫です。

...でも正直、ちょっとモヤッとしてません?
大丈夫。それ、普通です。みんな同じですから。
※ 試験に出る用語はそのまま。意味がスッと入ってくるだけです。
どうですか?さっきよりスッと入ってきたでしょう?

でも試験では「正式な言い方」で出題されます。
意味がわかった今なら、あの難しい文章もちゃんと読めるはず。
——試してみませんか?
※ 本音モード ↔ 元の説明、何度でも切り替えて読めます。
📝
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