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コミュニケーション技術
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発達障害・認知症の
コミュニケーション

発達障害の人・認知症の人との
接し方を知ろう

ASD・ADHD・LD・認知症4大タイプ・中核症状・BPSD・若年性認知症

自閉症スペクトラム・多動・学習障害・認知症の種類と対応をやさしく解説

🌸 アテナの導き

コミュニケーション技術シリーズ最終回!✨ 発達障害(ASD・ADHD・LD)の特性と対応、そして認知症の4大タイプと中核症状・BPSDについて学びましょう。DSM-5の改訂も重要ポイント!😊

シリーズ最終回です!✨ 発達障害(自閉症・多動・学習障害)と認知症の人への接し方。どちらも介護の現場でよく出会う障害。テストにも超出ます!最後まで頑張りましょう!😊

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発達障害
脳機能障害が原因。DSM-5で分類が変更
発達障害ってどんな障害?
脳の特性による「得意・不得意のかたより」

DSM-5の改訂:自閉症・アスペルガー症候群・広汎性発達障害は自閉症スペクトラム障害(ASD)に統合。原因は脳の機能障害(親の育て方や心の病気ではない)。レット症候群は原因遺伝子特定により除外。

昔は「自閉症」「アスペルガー」「広汎性発達障害」とバラバラだったけど、DSM-5で全部まとめて「自閉症スペクトラム障害(ASD)」になりました。発達障害の原因は脳の特性であって、育て方のせいじゃない!ここ大事。

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自閉症スペクトラム障害(ASD)
対人関係・コミュニケーション・パターン化した行動。自閉症=3歳未満に出現、アスペルガー=言語発達の遅れなし
注意欠陥多動性障害(ADHD)
不注意、多動・多弁、衝動性。落ち着かない、ミスが多い、思ったことをすぐ口にする
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ASD(自閉症スペクトラム)
人付き合いが苦手・空気が読めない・同じことを繰り返す。自閉症=3歳前に出る、アスペルガー=言葉は普通だけど社会性が苦手
ADHD(注意欠陥多動性障害)
落ち着かない・ソワソワ・忘れ物多い・衝動買い・思ったこと即口にする

学習障害(LD):「読む」「書く」「計算する」が極端に苦手。全体的な知的発達には問題なし。俳優トム・クルーズもLDで、台本を録音して覚えている。

学習障害(LD):知能は普通なのに「読む」「書く」「計算」のどれかが極端にできない。トム・クルーズもLDで、台本が読めないから録音して覚えてるそう。できないことがあっても、別の方法でカバーできる!

発達障害への工夫:

  • 自閉症:言葉より視覚情報(写真・絵カード)が有効。短文でわかりやすく。複数作業は1つずつ。予定変更は事前に伝える
  • アスペルガー:「注意して」→「車がぶつかるので注意して歩いて」と具体的に。手順変更は事前に丁寧に説明
  • ADHD:ソワソワ・衝動買い・ミスが多い特性を理解。落ち着ける環境を
  • LD:メモが取れない・計算ミスは特性。別の方法(録音等)でカバー

発達障害の人への接し方:

  • 自閉症:言葉だけだと伝わりにくい。写真や絵で見せるのが効果的。一度にたくさんの作業はNG。予定変更は早めに伝える
  • アスペルガー:「気をつけて」だけだと何に気をつけるかわからない。「車がぶつかるから注意して」と超具体的に。手順が変わるときは事前にちゃんと説明
  • ADHD:落ち着きがない・忘れ物・衝動的——特性だから叱っても意味がない
  • LD:読めない・書けない・計算ミス——でも別の方法(録音・音声入力)でOK
🧠
認知症とコミュニケーション
4大タイプ・中核症状・BPSD
認知症の人とどう接する?
4つのタイプと症状を知って対応しよう
🟠
アルツハイマー型
女性に多い。物忘れ・もの盗られ妄想・徘徊。記憶障害から始まる
🔵
血管性認知症
男性に多い。まだら認知症。感情コントロールが困難。徐々に進行
🟢
レビー小体型
男性にやや多い。幻視・幻覚。睡眠時の異常言動。パーキンソン症状
🟡
前頭側頭型(ピック病)
自発性低下・感情抑制不能・常同行動・反社会的行動
🟠
アルツハイマー型
女性に多い。「あれどこ行った?盗まれた!」物忘れから始まる一番多いタイプ
🔵
血管性認知症
男性に多い。できるときとできないときがある(まだら)。感情の起伏が激しい
🟢
レビー小体型
男性にやや多い。「虫がいる!」と見えないものが見える(幻視)。手足が震える
🟡
前頭側頭型(ピック病)
急に怒ったり、万引きしたり、同じ行動を繰り返したり。前頭葉と側頭葉がやられる

中核症状(個人差なし):記憶障害、見当識障害、理解・判断力の障害、実行機能障害、失語・失認・失行。
行動・心理症状(BPSD、個人差あり):不安・抑鬱、徘徊、弄便・失禁、妄想、せん妄、幻覚、暴力・暴言、不眠、帰宅願望、異食など。
若年性認知症=64歳未満で発症。診断に時間がかかり生活設計の見直しが必要。

中核症状(みんなに出る):忘れる・場所がわからない・判断できない・計画できない・言葉が出ない・やり方がわからない。
BPSD(人によって違う):不安・徘徊・汚す・妄想・幻覚・暴力・眠れない・「家に帰る!」・食べ物じゃないものを食べる、など。
若年性認知症=64歳以下で発症。まだ若いから認知症と気づかれにくい。

認知症の人への工夫:

  • 言動をむやみに否定しない。プライドを傷つけない。優しく穏やかに
  • 環境や生活習慣を変えると混乱する。これまでの習慣を維持
  • できることを積極的に取り入れ、尊厳を傷つけないように支援
  • 開かれた質問が難しければ閉じられた質問に切り替える
  • トイレにわかりやすい目印をつける。ガスの元栓に注意
  • 非言語的コミュニケーション(背中や手をさする)が安心感を与える
  • 生活歴を知ることが本人の理解に不可欠。昔のことを尋ねてみる
  • 家族にも寄り添い、適切なかかわり方をアドバイスする

認知症の人への接し方:

  • 「違うでしょ!」と否定しちゃダメ。プライドを大事に。怒らず穏やかに
  • 部屋の模様替えとか引っ越しでパニックになる。慣れた環境をキープ
  • 「できなくなったこと」じゃなく「できること」を見つけて活かす
  • 「今日何したい?」がダメなら「散歩する?しない?」に切り替える
  • トイレに大きい字で「トイレ」と貼る。ガスは元栓を閉める
  • 言葉より背中をさする・手を握るほうが安心することもある
  • 「昔のこと」を聞いてみる。生活歴を知ると、その人がわかる
  • 家族も大変。家族にも寄り添って、接し方を一緒に考える
🎉
コミュニケーション技術シリーズ完結!全12回到達!

⑮〜㉖の全12回、お疲れさまでした。
これからもアテナと一緒に学んでいきましょう!

🎉
やったー!コミュニケーション技術全12回コンプリート!

⑮〜㉖、ぜんぶ読み切りました!すごいですよ!
これからもアテナと一緒にがんばりましょう!

📝 試験対策ポイント
📝 テストに出るところ、本音でまとめ
ここまで読んで「全部わかった!」という人は、
下のボタンは押さなくて大丈夫です。

...でも正直、ちょっとモヤッとしてません?
大丈夫。それ、普通です。みんな同じですから。
※ 試験に出る用語はそのまま。意味がスッと入ってくるだけです。
どうですか?さっきよりスッと入ってきたでしょう?

でも試験では「正式な言い方」で出題されます。
意味がわかった今なら、あの難しい文章もちゃんと読めるはず。
——試してみませんか?
※ 本音モード ↔ 元の説明、何度でも切り替えて読めます。
📝
理解度チェック
学んだ内容を確認しましょう
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