語源・目的・4つの領域・社会生活力(SFA)
言葉の意味から、「その人らしく生きる」を取り戻すまでの話
リハビリテーションと聞くと「機能回復訓練」をイメージしがちですが、本来の意味はもっと深いのです。✨ 今回は語源から目的の変化、4つの領域、そして社会生活力(SFA)の考え方まで整理していきましょう!😊
「リハビリ」って聞くと、病院でバーベル持ったり歩く練習したりするイメージですよね。でも実は、リハビリテーションの本当の意味は「人間らしく生きる権利を取り戻すこと」なんです✨ 今回はその深い意味を一緒に見ていきましょう😊
リハビリテーション(rehabilitation)は、「re=再び」と「habilinate=社会に適応できるようにする」から成り、「再び適応する」という意味です。
英語を分解するとこうなります:
re(リ)=もう一度
habilinate(ハビリネイト)=社会に適応できるようにする
合わせて「もう一度、社会の中でやっていけるようにする」。つまり最初から「体を治す」だけの意味じゃないんです。
ハビリテーションという概念もある。先天性障害児が、障害があることを出発点として発達していく過程を援助するという考え方。リハビリテーション(re=再び)に対し、「初めて適応する」支援。
ハビリテーションという言葉もあります。「re(もう一度)」がついてないバージョン。生まれつき障害がある子どもは「元に戻る」先がないですよね。だから「初めて社会に適応する」過程を支援する——それがハビリテーション。リハビリとの違いを聞かれることがあるので注意!
💡 従来はADL(日常生活動作)をどの程度おこなえるかで援助方法を決めていた。しかし現在は、障害者等の主体性を尊重する観点から、社会生活力(SFA=Social Functioning Ability)の獲得に重点を置いた援助が必要とされている。
💡 昔は「この人はトイレに行ける?着替えられる?」みたいにADL(日常生活動作)だけで判断してました。でも今は「この人が自分で決めて、社会の中で生きていく力=社会生活力(SFA)をつけること」が大事だと考えられています。体が動くかどうかだけじゃなく、社会の中でどう暮らすかまで見るようになったんです。
社会生活力(SFA)とは、さまざまな社会的な状況において自分のニーズを満たし、一人ひとりに可能な最も豊かな社会参加を実現する権利を行使する力をいいます。社会的リハビリテーションの中核的な概念です。
社会生活力(SFA=Social Functioning Ability)って何?——ひとことで言うと「社会の中で自分の望む暮らしを実現していく力」のこと。買い物できる、電車に乗れる、人に助けを求められる……こういう「生きていく力」を身につける支援が、社会的リハビリテーションの中心です。
戦争による傷病兵の社会復帰のため、医学的リハビリテーションが本格化
「完全参加と平等」がテーマ。リハビリテーションの理念が世界的に広まる
リハビリテーションを受ける権利が国際条約として明文化される
機能回復にとどまらず、QOL向上・社会参加・SFA獲得を目指す総合的支援へ
戦争でケガをした兵士が「もう一度社会で暮らせるように」と始まったのがリハビリの本格的なスタート
「障害者も社会に完全に参加する権利がある!」と世界中で言われるように。リハビリの考え方が広まった年
「リハビリを受けること自体が人権だよね」と国際的に認められた
体を治すだけじゃなく、「その人らしく社会で生きる」ための総合的な支援に進化