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第3章 社会保障制度
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海外の社会福祉②

よその国の福祉ってどうなってるの?②

アメリカ・ドイツ

「自分でやれ」のアメリカと「みんなで支え合う」ドイツ

🌸 アテナの導き

続いてアメリカとドイツ!✨ アメリカは「民間中心・小さな政府」、ドイツは「世界初の社会保険」。対照的な2国を比較しながら学びましょう😊

🌸 アテナの導き

今回はアメリカとドイツ!✨ この2つの国は正反対と言ってもいいくらい考え方が違います。アメリカは「国はあんまり手を出さない、自分でなんとかして」タイプ。ドイツは「世界で一番最初に社会保険を作った国」。この対比、試験にもよく出ますよ😊

🇺🇸
アメリカ
民間企業の役割が大きい・州政府が中心

年金は社会保障年金制度で全国民をカバーするが、公的医療保障は限定的。日本のような介護保険制度はない州政府が政策運営の中心的役割を果たします。

年金は全国民をカバーしているけど、病院のお金は自分でなんとかするのが基本。国が面倒を見てくれるのはお年寄りと低所得の人だけ。日本みたいな介護保険もない。それぞれの州(しゅう)=日本でいう都道府県みたいなものが、政策を動かしています。

メディケア
65歳以上の高齢者と障害者の医療保障
メディケイド
低所得者に対する医療扶助。所得・資産の調査あり
メディケア
65歳以上のお年寄りと障害のある人が使える医療制度。「ケア(care)」=お年寄りをケアと覚えよう
メディケイド
お金に困っている人向けの医療補助。「エイド(aid)」=援助と覚えよう。収入や貯金の調査あり
👴
高齢者福祉
介護保険なし。多くの介護サービスは民間企業が担う。施設費用は利用者負担
障害者福祉
1990年ADA法(障害をもつアメリカ人法)で配慮義務を規定
👶
児童福祉
児童手当制度なし。統一的な保育制度もなし
🏛️
運営の特徴
州政府が中心。民間の役割が大きい「小さな政府」型
👴
お年寄りの福祉
介護保険なし!介護サービスのほとんどは民間の会社がやっていて、費用は自分で払う。お金がないと介護が受けられない厳しい世界
障害のある人の福祉
1990年にADA法(Americans with Disabilities Act=障害をもつアメリカ人法)ができて、「障害のある人に配慮しなさい」と法律で決めた
👶
子どもの福祉
児童手当(子ども手当)がない。国として統一された保育園のしくみもなし。「子育ても自分でやってね」というスタンス
🏛️
運営のしくみ
国じゃなくて州政府(各地域の政府)が中心に動かす。民間企業に任せる部分が大きい「小さな政府」タイプ
🇩🇪
ドイツ
世界初の社会保険制度・民間福祉団体が活躍

ビスマルク政権下で世界初の社会保険を制度化。1883年「疾病保険法」、1884年「労災保険法」、1889年「年金保険法」。保険料が主な財源で、負担に応じた給付がおこなわれます。

ドイツは「社会保険」を世界で一番最初に作った国。当時の首相ビスマルクが、1883年に「疾病保険法(しっぺいほけんほう)」=病気になったとき助けてくれる保険、1884年に「労災保険法」=仕事中のケガの保険、1889年に「年金保険法」=老後のお金の保険を作りました。お金の出どころは保険料が中心(税金じゃなくて、みんなが払う保険料で回す)。

📌

最重要!世界初の社会保険=1883年ドイツの疾病保険法。試験では「世界初」「ビスマルク」「疾病保険法」「1883年」の組み合わせが問われます!

📌

ここ超大事!「世界で最初の社会保険は?」と聞かれたら→1883年、ドイツの疾病保険法。テストでは「世界初」「ビスマルク」「疾病保険法」「1883年」がセットで出てくるから、この4つをまとめて覚えちゃおう!

🤝 6つの民間福祉団体

🤝 6つの民間福祉団体(国じゃなくて民間の団体が福祉をやってるのがドイツの特徴!)

ディアコニー
プロテスタント系
カリタス
カトリック系
中央福祉社会
ユダヤ系
労働者福祉会
労働組合
赤十字
国際的組織
パリテート
無党派系
ディアコニー
キリスト教(プロテスタント)系
カリタス
キリスト教(カトリック)系
中央福祉社会
ユダヤ教系
労働者福祉会
働く人たちの組合
赤十字
世界的に有名な団体
パリテート
どこにも属さない中立系
👴
介護保険
介護金庫が運営。介護現物給付、介護手当、組み合わせ給付など
障害者福祉
自己決定権の拡大」と「社会生活への完全参加」が理念
👴
介護保険
介護金庫(かいごきんこ)」という組織が運営。サービスそのものをもらう「現物給付」、お金でもらう「介護手当」、両方を組み合わせる方法がある
障害のある人の福祉
自分のことは自分で決められるようにしよう」(自己決定権の拡大)と「社会の中でふつうに暮らせるようにしよう」(社会生活への完全参加)が2本柱

💡 4か国を「お店の経営スタイル」で例えると、🇸🇪スウェーデン=会社が全部負担する社員食堂、🇬🇧イギリス=国営の無料カフェ、🇺🇸アメリカ=自分で好きなレストランを選ぶ(お金がない人だけ補助)、🇩🇪ドイツ=みんなで会費を出し合う食堂(民間団体も運営に参加)。

💡 4か国をご飯屋さんに例えると——🇸🇪スウェーデン=会社が全部おごってくれる社員食堂(税金が高いぶん全部タダ)、🇬🇧イギリス=国がやってる無料カフェ(NHSで医療タダ)、🇺🇸アメリカ=好きなレストランに自分で行く(お金がない人だけ補助してもらえる)、🇩🇪ドイツ=みんなで会費を出し合って運営する食堂(民間団体も手伝ってくれる)。このイメージで覚えると整理しやすいです!

📝 試験対策ポイント
📝 テストに出るところ、本音でまとめ
ここまで読んで「全部わかった!」という人は、
下のボタンは押さなくて大丈夫です。

...でも正直、ちょっとモヤッとしてません?
大丈夫。それ、普通です。みんな同じですから。
※ 試験に出る用語はそのまま。意味がスッと入ってくるだけです。
どうですか?さっきよりスッと入ってきたでしょう?

でも試験では「正式な言い方」で出題されます。
意味がわかった今なら、あの難しい文章もちゃんと読めるはず。
——試してみませんか?
※ 本音モード ↔ 元の説明、何度でも切り替えて読めます。
📝
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